認知母の介護ときどき猫

認知母の介護と孫の世話が重なり仕事を辞めてしまったアラカンの私に待っていた現実を書いています。

路上強盗の手口がヤバい! 母がひったくりにあった時の話

今から10年近く前の話。

 

母が2か月間で2回もひったくりされたことがある。

 

その頃の母は1週間のうち3~4日ほどスイミングスクールに

自転車で通ってた。

 

その時に通る道は同じ。

 

その日もいつものように自転車の後ろのカゴにバッグをポンっとのせ、

スイミングスクールに到着。

 

バッグを下ろそうとしたら・・・・

「バッグがない。家に忘れてきたのかしら?」

 

家に戻ってバッグを探したがやっぱりない。

そういえば、途中であやしい男とすれ違った・・・

 

ということで、やっとバッグが盗まれたことがわかり警察に通報。

 

仕事中の私に警察から連絡が入った。


「警察ですが、お母さんがバッグを盗まれたそうです」


近くの警察にいるというのですぐに行くと、ちょうど母は

警察官に事情を聴かれていた。

 

バッグの中に入ってたのは水着や3万円ほど入った財布。

 

防犯ネットをしていなかった


自転車の後ろのカゴに防犯ネットなどの対策を何もせずに

バッグを入れておくなんて・・・・

 

ひったくり犯にとっては盗ってくださいって感じ。

 

その頃70代半ばを過ぎていた母。

 

自転車を一生懸命に走らせてるつもりでも、そのスピードは速足くらい。

ひったくり犯にとっては好都合。


不幸中の幸いだったのは自転車を倒されなかったこと。

しかもスイミングスクールにつくまで気が付かないなんて

すごく盗りやすかったんだろうな。


母も初めてのことでしばらくは反省してたけど、

のど元過ぎればなんのことやら。


それからちょうど1か月。

 

またバッグをひったくられた母

 

また警察から電話がかかってきた。

 

「お母さんがひったくりにバッグを盗られました」

「またーーーー!」


警察は仕事場から歩いて1分のところにあるのでいってみると・・・・


しょぼんとした母が

「今度はバッグにパスポートや通帳、印鑑、キャッシュカードも入ってた。」

 

私「えーーーー!銀行に連絡した?」

 

母「してない・・・・・」

 

ちょうど金曜日の3時ごろ。


これはヤバイ!


しょぼんとした母を警察にいて職場に戻り郵便局や銀行に

電話をして引き出されないようにストップしてもらった。


その後、母を連れてパスポートの紛失届の申請。

 

銀行、郵便局に通帳と印鑑の紛失届や再発行の手続きなどで

走り回ったことはいうまでもない。


銀行より郵便局の方が手間がかかった。

 


ひったくりにあった日はバッグを自転車の後ろのカゴにのせて

いつもの道を走ってたらしい。


1か月前のことは頭になかったのか、ぼーっとしてたのか。


母はだいぶ前からひったくり犯に目をつけられてたと思う。


よろよろと自転車を走らせてるしバッグは盗ってくださいと

いうように後ろのカゴにいれてるだけ。

 

もちろん防犯ネットなどはしていない。


判で押したように同じ曜日、同じ時間帯に同じ道を往復。


待ち構えるのは簡単。


最初に盗まれた時、かごにはカバーをかけて

違う道を通るように注意したはず。

 

でもやっぱりしばらくすると同じ道を通ってる。

 

今だったら

「ぼーっと生きてんじゃないよーーー!」ってチコちゃんに叱られる


ひったくりされやすい被害者のパターン


ひったくり犯がひったくりしやすい相手や場所、時間帯には

パターンがあるらしい。

 

・女性
・観光客
・人通りが少ない路地
・午前10時頃
・夜

自転車の場合は前かごにバッグなどをのせてる場合は狙いにくいらしい。

 

歩いててもバッグをしっかりかかえてるのも狙わない。

 

まわりの様子をしっかりと確認してる人も狙いにくい。

 

私もひったくられないように注意しよう。