認知母の介護ときどき猫

認知母の介護と孫の世話が重なり仕事を辞めてしまったアラカンの私に待っていた現実を書いています。

老猫が寝たきりになったから寿命のことが気になってきた

16歳の老猫ジジコが寝たきりになって約3か月になろうとしてます。

ジジコは自宅の周りでにゃーにゃ―と泣いてた元ノラの黒猫です。


家の中と外を自由に行き来し、ネズミやスズメなどのお土産を持って帰ってくる腕のいいハンターでした。

 

避妊手術をして以来、一度も動物病院でお世話になることがないたくましい猫。

 

人間と違ってシワやたるみなどが顔に出ないのでまだまだ元気、と思ってた矢先・・・・

 

昨年の秋の終わりごろから歩くときによたっとするように。

 

それでも毎日の日課の見回りは欠かさず頑張ってました。

自分の寝床がある2回の階段も這いずって上がってたのですが、何度か足を踏み外すこともありました。

 

それでも2階へ行こうとするのです。

 

猫って我慢強くって頑張り屋さんですよね。

以前、飼ってたロシアンブルーとラグドールのミックスもなくなる何日か前まで自分でトイレに頑張っていってたことを思いだします。


足が弱ってきてからは毛づくろいをすることもできなくなってました。

 

老猫ジジコは今年の3月から自力で歩けなくなりついに寝たきりに・・・・・

 

一時は寝る時間が多くなり、それにつれて食べられない時期が続きました。

 

カリカリはもちろん、大好きだった猫缶を口にもっていっても食べません。

食べないと目がうつろになるのでどんどん体力がなくなっていくのがわかります。

 

動物病院でもらった注射器のようなシリンジに水や液状のフードをいれ無理やり口に流し込んで工夫。

水と液状のフードだけの時は最高3週間近くウンチが出なかったので心配しました。


もちろん寝たきりなので自力でトイレにいくこともできません。

 

一時は猫用のおむつをしてたんですがずれるので役に立ちません。

 

そこで定期的に支えてトイレに連れて行くと何回かに1回はしてくれるように。
猫ってやっぱりきれい好きよね~と感心。


シリンダーで無理やり液状のフードを流し込んでたおかげで最近は柔らかい猫缶を食べれるまでに回復してきました。

 

でもまだ歩けないのでお腹がすいたときやトイレなどはう~う~と私を呼びます。

 

猫特有のニャ~ンと鳴く力もなくなくなったようです。

 

不思議なもので調子がかなり悪い時はう~う~とうなることもできなかったんです。

 

寝たきりだと同じ姿勢が続くので、体がつらいだろうから時々くるりとひっくり返すんですが、その時だけは大きな声で叫びます。

 

体が固くなって痛かったのかも。

 

ちょっと元気になるとう~う~とうなることが増えてきました。

 


寝たきりになった時についにジジコの寿命が・・・・と思ったけどまだ頑張ってくれそうです。