認知母の介護ときどき猫

認知母の介護と孫の世話が重なり仕事を辞めてしまったアラカンの私に待っていた現実を書いています。

母の尿漏れ対策 ためしてガッテンでやってた内臓リフトアップ体操

85歳の母が最近になって困ってることがある。

それは頻尿と尿漏れの心配。


昨年から「トイレが近いんよ」といううようになって広告やテレビで宣伝してる頻尿対策のサプリを飲んでる。

でも一向に改善しないみたい。

そりゃそうだろう。

高齢者の尿漏れや頻尿の原因は膀胱周辺の筋肉が弱ってきたから。


筋肉の低下はサプリでは解決しないはずなんだけどね・・・

 

さらに神経質になってることもマイナス。

 

母は元来、感情や神経的なものが体調に影響しやすいタイプ。

気になりだすと余計に気になるもので最近はトイレのことばかり考えてる様子。


母の頻尿がめだってきた頃、タイミング良く「この差ってなんですか」でやってたトイレが近い人とそうでない人の違い。

 

母の場合、この差って何ですか?で紹介されてた【過活動膀胱】の症状にぴったり。

 

過活動膀胱の症状

・突然、尿意をもよおす

・日中や夜中に何度もトイレに行く

・トイレまでがまんできずに漏らしてしまう

 

母の場合、今のところ漏らしてしまうことはないようだけど、もらしそうになるらしい。そのせいで外出がおっくになってる。

 

過活動膀胱の改善になる体操

この差って何ですか?で過活動膀胱を改善する体操を紹介してた。

 

それが【肛門キュッキュッ体操】

 

やり方は簡単。

 

肛門に力をキュッーっと入れることを繰りかえす。

 

たとえばリズミカルにキュッキュッキュと締めて力を抜くのを10回くり返し、次はギューッ、ギューッと長く力を入れます。

 

まずは3秒しめることからスタートしたら、10秒を締めることを目指す。

 

以前、NHKためしてガッテンのおしっこの悩み大改善SPでもやってた【内臓リフトアップ体操】とよく似てるな、と思った。

ためしてガッテンの内臓リフトアップ体操


おしっこの悩みの原因は骨盤の筋肉のたるみが多いということ。

 

悩みの原因は人間が直立歩行するから。腹筋を鍛えておかないと年齢が上がるとともに内臓がどんどん下に下がってくる。

胃や腸などの内臓が骨盤内に落ちて膀胱も圧迫され変形。


膀胱の形が変形したり圧迫されると尿漏れや残尿感の原因に・・・

其れでも骨盤の底にある【骨盤底筋】がしっかりしてれば症状が軽く済む。

 

ためしてガッテンでやってた骨盤底筋の鍛え方が【内臓リフトアップ体操】

 

内臓リフトアップ体操のやり方
動かす筋肉を意識する。動かすのは、おならをガマンするときにしめるお尻の穴。
全身の力を抜いてリラックスし、ゆっくり息を吸う
ゆっくり息を吐きながら、3秒間、意識したお尻の筋肉を「ギュッ」としめ続ける
力を抜いて、リラックス
1から4を10回1セット、これを1日2セット以上行う (姿勢は立っている状態だけでなく、座っていても、寝ていてもできます)

注:ためしてガッテン公式サイトより引用

 


病気による頻尿では場合は膀胱に尿を溜める訓練もおススメらしい。

母も尿意を感じてトイレに行ってもほんの少ししか出ないことが多いと言ってた。

 

膀胱に尿を溜める訓練のやり方

訓練と言っても難しいことはない。


トイレにいきたいな~と思っても最初は5分くらいから我慢。

トイレのことばかり考えない。

我慢する時間をすこしずつ長くしていく。

ハッと気が付くと急に「漏れそうーー!」なんて時がたまにあるそうなので尿パッドを当てておくことをすすめておいた。

 

頻尿と尿漏れの心配でだんだんと外出するのがおっくうに・・・・・

 


5年くらい前から定期的に通ってる整体にも行きたくないと言い出した。

今のところ尿失禁をしたことはないけど「もし施術中に尿がもれたら・・・・」という不安が頭から離れなくなってきた様子。


そこで整体院の近くにあるセブンイレブンでトイレを済ませることにしたけど・・・・・

施術してもらってる途中でまたいきたくなるという。


母曰く「漏れそうになるから整体をやってもらっても気持ちが落ち着かない」「効いてる気がしない」。


本人にしかわからないことなので無理強いはしないことにした。

続けていた整体はしばらくお休み。

 

整体をお休みすることで体調が悪くなったらその時はその時。

 

 

 

 

 

 

高齢猫が16歳で永眠しました

2018年の暮れから体調が悪くなってた16歳の高齢猫ジジコ。

 

人間で言えば80歳前後。

 

体調が悪くなってもよろよろしながら自分の足で歩き、毎日近くの山まで遊びに行ってましたが2019年の3月ごろには歩けなくなり家の中で寝たきり状態に・・・・・

 

おしっこやウンチはウ~ウ~と鳴いて教えてくれるのでトイレに連れて行き抱えてるとやってくれます。

 

だからおむつなしで頑張ってました。

 

でも歩けなくなると一気に食欲がなくなり、一時は固形物を受け付けなくなってました。

 

日に日にやせ細りがりがりになり、もうろうとしてることが多くなっていく中なんとか栄養を食べさせようと試行錯誤。

 

好きだったチュールを口にもっていったり、高齢猫用の液状の缶詰をシリンジで口の中に流し込むと、何とか飲み込んでくれました。

 

だけど流動食では栄養が足りないのか3週間近くウンチが出ないことも。

 

それでも水分や流動食をシリンジでこまめに与えてるうちに少しずつ元気に。

 

2019年の5月ごろには缶詰を食べるまでに回復。すこし体重も増えてきたようで体に力が入るように。

 

好きな猫缶だと食欲が旺盛になりぐるぐるいいながら食べてました。食べる量が増えるとウンチの回数や量も増え一安心。

 

食欲が出て力がついてきたので歩けないけど、ズリズリと這いずって移動するまでになっていたんです。

今年は梅雨の時期が長かったので涼しかったのも猫にとってはちょうど良い気温だったのでしょう。

 

元気になってくると私への要求が増えて、起きてるときはウ~ウ~と鳴いて訴えてきます。早いときは朝5時から鳴くのでこちらは睡眠不足に・・・・・

 

弱ってるときはずっと寝てることが多かったので、要求が増えるってゲンキになってる証拠。

 

猫だから抱えて移動させるのは軽く簡単だけど、これが人間だったら大変な重労働だな~と思うことも。

 

動けないって本人が一番大変だろうけど介護者も大変。

 

実際にジジコを介護してるときは、いつまで続くのかな?と思ったりして。

まだまだ続くだろうと覚悟してたけど、急にその時がやってきました。

 

長かった梅雨が終ったとたん気温が一気に高くなったのが体にこたえたのか、だんだんと夜の食欲がなくなって行ったんです。

 

まあ、朝からお昼の間は良く食べるからいいだろう、って気にしてなかったのですが

ある日、舌を出してハアハアと息をしてるのを発見。

 

お腹も頻繁に波打ってます。

 

熱中症?と思い頭とお腹を冷やしてあげると少しずつ落ち着いてきたのですが、その日から食欲が低下・・・・・

 

いつもの猫缶や好きだったマグロのお刺身もちょっとしか食べません。

 

また一時のようにぐったりと寝てる状態に。

 

翌日の朝5時ごろ、ウ~ウ~と鳴くのでトイレに連れて行くと何とかしてくれました。トイレをした後にハーハーと息が荒くなった後、突然テンカンのように硬直。

 

目は思いっきり開いたままで口からは舌がベロンと出ています。舌を口の中に入れようとしても固く閉じたままで開きません。

 

驚いたけど体をさすりながら様子を見てると少しずつ硬直状態がゆるんで落ち着きを取り戻したのですが・・・・

 

その後はシリンジから水を少し飲んだだけで全く食べなくなりました。

 

夜になっても食欲は戻らず。

 

ひきつけといえば、以前買ってたロシアンブルーとラグドールのミックス、キキコも亡くなる前日に何回か起こしたことを思い出しました。

 

病院に連れて行くとすでに黄疸が出てる状態。

 

ペットショップではすごく安い値段で売られてました。

 

自宅に連れて帰ってからすぐに下痢が始まったので病院に連れて行ったところ、体重が平均の半分しかない、と言われたんです。

 

動物病院の先生は何か言いたそうでしたが生まれつきどこかが悪かったようです。

 

キキコはひきつけを起こすたびに弱り病院に行った翌日になくなりました。

 

生れて5ヶ月。ペットショップから連れて帰って3か月。

ずっとペットショップにいるより少しは楽しかったかな?

 

ジジコもひきつけを起こしてからずっと同じ姿勢で寝たまま。

 

同じ姿勢が続くと血行が悪くなるので姿勢を変えようとしたところ、また朝に起こった硬直が始まりました。

 

目を大きく見開いて口からは舌がベロンと出てます。

 

ジジコ、ジジコと呼びかけながらさすりましたが反応はなし。

時々ビクンビクンとお腹あたりが動きます。

 

呼吸はしてるみたいなので、まだ大丈夫。朝のように元に戻ると思って

さすり続けましたが・・・・・

 

20分くらいしてから口を大きくあけてガーっと小さく叫び、最後にもう1回ガーっと息を吸い込んだあとにぐったり・・・・

 

1分くらい心臓は動いてましたが、だんだんと鼓動はなくなり・・・・・・

 

こんなに一気にお別れが来るなんて前日には全く思ってなかったこと。

 

夜は万が一のことを考えておむつをしてましたが、ちゃんとその中にしてました。

 

調子が悪くなっても病院に連れて行かなかったのは、なるべく自然に任せようという考えからです。

 

もともと半ノラ状態だったジジコも病院に行って点滴や注射されるのは嫌ででしょうから。

これでよかったか悪かったかは私にはわからないけど今まで飼った猫たちの中でいちばん長く生きてくれました。

 

元気なころはよくすずめやネズミをお土産に持って帰ってた名ハンターでした。

今頃は近くの山で仲が良かったオス猫と遊んでるかな?

 

 

 

 

 

母の記憶力 最近のことは忘れるけど・・・・

楽しかったことより嫌だったことばかり覚えてる母

10月になれば86歳になる母。

最近のことは見事に忘れる。

 

でも70年前、80年前のことは昨日のことのように覚えてる。

記憶力がいいんだか、悪いんだか。


昔のことを昨日のことのように話す内容は毎回おんなじ。

自分の親がどんなにひどい仕打ちをしたかってこと。


この話、私が小学生のころから聞かされてるので

「その話、耳にタコができるほど聞いた」というと

「そうじゃったかいね?」

 

「弟も耳にタコができるほど聞いた、と言ってるよ」というと

「話したかいね?」という。

 

自分に都合の悪いことはうまいこと忘れる母。

 

「このあいだね」という話の内容はは10年以上前にあったこと。

ふと思い出すらしい。

 

それも自分にとって嫌な感情をもったことばかり。


まともかな~と思っても時々、急に感情的になってしまうこともあるので

最近は孫も寄り付かなくなってきた。

 

急に感情をぶつけられるとびっくりするよね。

 

私なら言い返すことができるけど。

 

今まで楽しかったことはなかったのかと聞いたことがある。

 

小学生低学年までは大阪や神戸に住んでいたので観劇を見にいったり、近所のおじちゃんやおばちゃんにかわいがってもらってたそう。

 

戦争で母方の実家へ疎開してたときもみんなに大事にしてもらってたそう。

就職してからはテニスをやったり。


私の青春時代よりいい思いをしてるじゃん!

 

人間っていいことよりイヤだったこと、つらかったことの方が記憶にしっかりと刻まれるのかな?

 

母の姿を見ながら、私はこうならないと誓うのであった!

 

最近は何も可も初めてらしい


今日も買い物へ連れて行く前に鏡を見ながら

「顔の色が黒くなった」というので
「日焼け止めを塗らないからよ」と言うと

 

「日焼け止めなんてぬったことがない」という。

 

いやいや何度もいっしょに日焼け止めを買ってるはず。

さいきん、こんな調子が多い。

 

ケーキを食べて
「今まで食べたことがない」
イヤ、この間食べたし!


ネコのうんちが庭にあるのを見て、
「近所の男がしたんよ」

いやいや大きさが違うし・・・・笑

 

「庭の花を近所の男が夜中に切る」
といって夕方になると鉢植えを玄関の中にせっせとしまう母。

いつもと変わってないように見えるけど。

 

もしかしたら過去の景色とごちゃごちゃになってるのか、妄想かも。

 

一時は簡単な防犯カメラを庭に置いたこともあるけど映ってるのは全部母だけ。

 

「違うよ」と反論するとますます意固地になる。

本人は本当だと思ってるからしかたない。

 

そこで最近はこちらも反応を変えてみた。

「近所の男が花を切る」

「良かったね。自分の鼻じゃなくて」

なんて

母もハハハ♪

当分これで乗り切ろう。

 

老猫が寝たきりになったから寿命のことが気になってきた

16歳の老猫ジジコが寝たきりになって約3か月になろうとしてます。

ジジコは自宅の周りでにゃーにゃ―と泣いてた元ノラの黒猫です。


家の中と外を自由に行き来し、ネズミやスズメなどのお土産を持って帰ってくる腕のいいハンターでした。

 

避妊手術をして以来、一度も動物病院でお世話になることがないたくましい猫。

 

人間と違ってシワやたるみなどが顔に出ないのでまだまだ元気、と思ってた矢先・・・・

 

昨年の秋の終わりごろから歩くときによたっとするように。

 

それでも毎日の日課の見回りは欠かさず頑張ってました。

自分の寝床がある2回の階段も這いずって上がってたのですが、何度か足を踏み外すこともありました。

 

それでも2階へ行こうとするのです。

 

猫って我慢強くって頑張り屋さんですよね。

以前、飼ってたロシアンブルーとラグドールのミックスもなくなる何日か前まで自分でトイレに頑張っていってたことを思いだします。


足が弱ってきてからは毛づくろいをすることもできなくなってました。

 

老猫ジジコは今年の3月から自力で歩けなくなりついに寝たきりに・・・・・

 

一時は寝る時間が多くなり、それにつれて食べられない時期が続きました。

 

カリカリはもちろん、大好きだった猫缶を口にもっていっても食べません。

食べないと目がうつろになるのでどんどん体力がなくなっていくのがわかります。

 

動物病院でもらった注射器のようなシリンジに水や液状のフードをいれ無理やり口に流し込んで工夫。

水と液状のフードだけの時は最高3週間近くウンチが出なかったので心配しました。


もちろん寝たきりなので自力でトイレにいくこともできません。

 

一時は猫用のおむつをしてたんですがずれるので役に立ちません。

 

そこで定期的に支えてトイレに連れて行くと何回かに1回はしてくれるように。
猫ってやっぱりきれい好きよね~と感心。


シリンダーで無理やり液状のフードを流し込んでたおかげで最近は柔らかい猫缶を食べれるまでに回復してきました。

 

でもまだ歩けないのでお腹がすいたときやトイレなどはう~う~と私を呼びます。

 

猫特有のニャ~ンと鳴く力もなくなくなったようです。

 

不思議なもので調子がかなり悪い時はう~う~とうなることもできなかったんです。

 

寝たきりだと同じ姿勢が続くので、体がつらいだろうから時々くるりとひっくり返すんですが、その時だけは大きな声で叫びます。

 

体が固くなって痛かったのかも。

 

ちょっと元気になるとう~う~とうなることが増えてきました。

 


寝たきりになった時についにジジコの寿命が・・・・と思ったけどまだ頑張ってくれそうです。

 

 

手術をしても痛い、痛いと言い続ける母

病院で椎間板(すいかんばん)ヘルニアの手術をしたけど

相変わらず「痛い、痛い」という母。

 

痛みが何か月も続いたことで免疫力が低下・・・・・・

 

ある日、下痢が続き脱水症状を起こして入院することに。

 

かかりつけの病院からの電話で駆け付けたときには

母は何を言ってるか聞き取れないくらいのろれつが回らない状態。

 

母は一生懸命に何か言ってるのだけどロレツが回ってるので

私には「レロレロ、レロレロ」としか聞こえない。

 

もしかしたら脳梗塞をおこしたかも・・これから大変だ。

 

そんな考えが脳裏をよぎる。

仕事もあるけど何とかしなきゃ!

 

とりあえず入院することになったので実家に必要な

荷物を取りにいてみると・・・・・・・

 

玄関には財布と保険証が落ちてるなど部屋の中もものが散乱。

どうやらもうろうとした意識の中で病院に行ったようだ。

 

下痢が続いて最終的には体と頭が思うように動かなくなって

汚い話、リビングのあっちこっちに母がちゃんと拭き取れなかった

ウ●コが落ちてる・・・・・・・

 

よほどの下痢だった様子。

 

高齢になると下痢も侮れない!

 

もうろうとしながらも保険証と財布を持って病院に行こうとしたらしい。

外でなく玄関に落ちててよかった。

 

汚れた部屋の掃除は後にして入院に必要な着替えや荷物を持って

病院へGO-!

 

行ってみると母は検査を終えた後でベッドで点滴を受けてた。

 

相変わらず呂律は回らないけど、最初の頃より少しましに。

 

荷物を置いて看護師さんに

「よろしくお願いします」と言って自宅へ。

 

もし脳梗塞になってたら、これからどうしよう、など考えながら

夕食を作り夜の仕事に向かった。

 

次の日、昼の仕事を終えて買い物を済ませて病院にいってみると

看護師さんから思いがけないことを言われびっくり。

 

「お母さんが夜中にうろうろされたので、続くようだったら

付き添いで泊まってもらいます」

 

夜中に廊下をウロウロして困らせたようで看護師さんは

ご機嫌斜めの様子。

 

この看護師さん、どうやら母のことを認知症と思ってる感じ。

 

後で母に聞くと

「トイレに行って部屋に戻ろうと思ったら、わかりにくかったんよ」

 

昨日より言葉がはっきりしてる。

 

もしかしたら脳梗塞じゃないかも。

 

少し安心しながら帰宅。

 

翌日の午前中に行ってみると下痢も治まり、話し方もはっきりしており

その日の夕方には退院できる、ということ。

 

呂律が回らなかったのは脱水症状でもうろうとしてたからなのね。

 

とその時は思ったけど、その後、別の症状で入院した時にとった

MRIの画像に軽い脳梗塞をおこした跡が見つかった。

 

でも後遺症らしきものがなくて良かった。

 

ビックリしたのは母はもうろうとしながら自転車に乗って

病院に行ってたこと。

 

よく事故にならなかったものだ。

 

もしかしたら悪運が強いのかも。

 

そういえば昔、肺がんの前兆が見つかったのも自転車で車に接触しかけ

転んだ時にハンドルで胸を強打。

 

あまりに痛いので骨が折れてるかと思い病院でレントゲンを

取ってもらったら先から

「骨は折れとらんけど気になるものが見つかった」と

 

それが肺がんの前ガン状態で、すぐに手術。

 

ハンドルで胸を強打してなかったら病院に刃言ってないだろう。

 

やっぱり悪運が強いんだ!

 

 

 

 

 

 

おもえばあの時が介護の始まりだった

初めまして。

保護ネコ3匹と家ではほぼ動かない旦那と暮らしてる佐藤ノラです。


子どもが成長してきたな~と思い、そろそろ自分の楽しみをしなきゃ、っ手考えてた矢先。元気だった母が突然、体調を悪くしたのが約10年前。


そのころから介護生活の入り口に半強制的に片足を踏みいれてしまいました。


それから10年。


わたしも老いを感じながら母の介護継続中。


介護スタートを振り返る


あれはわすれもしない約10年前のある日。

 

4人の子供の教育費や生活費を養うため昼と夜、占いカフェを経営してた私。

 

昼の部を終えると自宅の夕ご飯の材料を買いに最寄りのスーパーへ直行!


4人の子供のうち、長男と長女はすでに自立。


2女の3女とほぼ家では動かない旦那のために夕ご飯を作ります。


夕食の買い物を終えて自宅に帰る途中。


携帯電話にかかってきた母からの「助けてくれ~」

「腰が痛くて歩けん・・・・」


自宅から約5分のところにある実家に行ってみると・・・・
母が眉間にしわを寄せてウ~ンとうなってるwwww

 

「腰が痛いし、歩いたら右足がしびれて歩けん」
というではないですか・・・・・

 

それまでは山登り、卓球、テニス、スイミングとイケイケゴーゴーの70代を謳歌してたのに・・・・・

見るからに辛そうだったので知り合いの鍼灸師のところへ直行!

 

鍼を打ってもらったらとりあえず痛みは治まったけど、帰宅してコルセットをしたとたん痛みがぶり返したようで、「痛い!」と叫んだ母。

 

今度は救急で受け付けてくれる医療センターに直行!


腰のレントゲンを撮ってもらったら推看板ヘルニアということ。

 

背骨の骨と骨の間でクッションになってるはずの推看板が顔をのぞかせて神経を圧迫してるのが原因。


それまでは腰が痛いということは一切なかったはず。
「何か思い当たることはない?」

って問いただしてみると、テニスをやってるときに思いっきり尻もちをついた。
ということ。

もしかしたらそれが原因かも。


とにかく本当に痛そうで歩けないのでその日はそのまま入院。


その後、神経をブロックする注射をして退院。

 

だけど、劇的な変化はなし。


退院した後も毎日「痛い、痛い」というのです。

 

しょうがないので昼の営業が終って買い物をした後に毎日、足をさすりに

母の元へ。

 

なんとかしようと近くにある整形外科で毎日、注射と電気治療を半年以上続けたけど

イマイチでやはり「痛い、足が痺れる」と訴えてくる。


最終的にもう一度、しっかりとレントゲンを撮ってもらい神経を圧迫してた

飛び出した推看板を手術でカット。


これで痛みもなくなるって思ったけど・・・・

相変わらず痛いという。
もしかして精神的なもの?

人間って痛みが続くなど体調が悪い時期が長引くと他の病気も引きよせる。


ある日、実家に行ってみると「風邪をひいて下痢が続く」と母。
もともと便秘体質だったので

「腸がきれいになるよ」と私。


軽く考えてたことが大変なことに!


翌日、昼の仕事を終えて夕飯の買い物を済ませ自宅に向かってると、携帯電話がなり

「もしもし」と取ってみると
「○○病院ですが○○さんの娘さんですかね?」
「はい、そうです」
「お母さまが入院されました」
「行きます」

母が50代後半に肺がんの初期で手術した病院からの電話だった・・・・・・・。

 

続く